このようなお悩みを持つ方にオススメです
- 毎日倦怠感が続いている
- 自慰行為をやめたいけどやめられない
- ネットポルノを見すぎてしまう
「毎日眠い…」「疲れた…」「やる気がでない…」。
その倦怠感とやる気のなさはもしかすると自慰行為が影響しているかもしれませんよ?
こんにちは、アシリパです。
実は私も当時はそのような症状に悩んでいた時期がありましたし、思い当たる節があると言えば嘘ではありません。
話題が尽きない男性のテーマである「オナ禁」についてですが、本書に出会うことで考え方がガラッと変わりましたので本記事で紹介させていただきます。
まず読んで思ったのが、
「自慰行為はやめた方が良い!」
これが、本書を読んで思った私の結論です。
賛否両論あるテーマですが、私がやめた方が良いと思ったのは本書を読んで”その理由”に納得できたからです。
成功のカギは、やめることのメリットだけを知るのではなく、その理由までを知ることで”断固たる決意”をすることです。
本記事は、オナ禁の断固たる決意を持つために、”その理由”を中心にお話をしていきます。
作品情報
ドーパミン復活禁欲法:読むだけで人生が変わるポルノ脳からの解放手引き
著者:Jeg
自慰肯定派の青年と論理的で性格がドライな先生との対話形式で進んでいく本です。
文字数は多くなく、60分以内でサクッとで読めてしまう内容のため読書が苦手な方にもオススメの一冊です。
読んだ動機
前回読んだ「ポルノ脳」という本でドーパミン分泌に興味を持ったから
オナ禁成功には、なぜやめる理由が必要なのか
まず、自慰行為の良し悪しを判断する前に、自慰行為はなぜやめることが難しいのかについて説明します。
男性が自慰行為をなかなかやめられないのは、”快楽原則”という人間の考え方が原因です。
快楽原則:苦痛よりも楽な、気持ちの良いことを優先させる人間に生まれつき備わっている精神傾向
例えば、お腹が空いて何か食べたいと思った時に、家から1キロ離れた先に美味しいラーメン屋さんがあっても目の前のカップラーメンを優先してしまうのは快楽原則が働いているからです。
性の活動においても、この快楽原則は働きます。
もともと男性は後世に子孫を残そうとする繁殖本能が備わっています。
本来は、自分に合う女性(彼女)を見つけて行動を起こそうとするはずですが、この快楽原則があるために目の前の気持ちの良い行為(自慰行為)を優先させようとします。
また、快楽原則のほかに自慰行為中はドーパミンという快楽物質が分泌されます。
ドーパミン:脳内で合成される神経伝達物質で、快楽や多幸感、やる気などを引き起こすホルモンのこと
ドーパミンと、は欲しい、やりたい、食べたいといった欲求が強い時にその行動を促そうとするホルモンです。
ムラムラした際に自慰行為をしてしまうのは、このドーパミンがその行動を促すからです。
特にネットポルノを使った自慰行為では、ドーパミンが過剰に分泌されます。
人間の脳は、ネットとリアルの女性の裸を別々に認識することができないようになっているため、ネット内でも性の疑似体験をしていると勝手に認識します。
脳にとっては、無数にあるネットポルノを見ることは、性の疑似体験を無数に行っていることに等しいため、その分だけドーパミンが過剰に分泌されます。
ここまでをまとめると、男性が自慰行為をやめられないのは次のような悪循環にはまっているからです。
ムラムラする→彼女を作るよりも目の前の気持ちの良い行為(自慰行為)を選択する=快楽原則→ネットポルノを見る=ドーパミン過剰分泌→自慰行為をする
怖いことに、これらは回数を重ねることで刺激に対しての耐性が上がっていきます。
さらに、この過剰なドーパミン分泌が脳の報酬システムに刻み込まれることで、次にムラムラが来たらその行動を大量消費させようと脳から指令を出るよう仕組化されます。
また脳の前頭前野を萎縮させ、感情抑制機能や自制心が働かなくさせる脳機能への悪影響もあります。
この快楽原則とドーパミン分泌という身体的依存の悪循環から抜け出すには、理性的にこれはダメなことだと判断できなければいけません。
やめるべき理由1:ドーパミンの貯蓄
人間が一日に分泌できるドーパミンの量は決まっています。
前で説明したように、毎日ネットポルノを使った自慰行為をしていたらドーパミンは枯渇し倦怠感や何に対しても興味、やる気が起きなくなってしまうのは当然です。
子供の頃は何に対しても興味があって、何をしても楽しかったのは、ドーパミンが有り余っていたからです。
私も当時は駄菓子屋さんにお菓子を買いに行くだけでワクワクが止まらなかったのを覚えています。
本来、ドーパミンは活力の源になるホルモンです。
人間はこのドーパミンがあることで実際に行動を起こして、いろんな経験や体験、感情を育んでいきます。
そしてそれらは今の自分を作る貴重なきっかけになるものです。
しかし、自慰行為でドーパミンが大量に消費されてしまうことで活力がなくなり、この貴重な機会を得るきっかけが失われてしまうのです。
やめるべき理由2:悪玉男性ホルモンの分泌
自慰行為を行うことで悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロン値が上がります。
この値が上がることは、
- 体毛が濃くなる一方で頭髪が薄くなる
- 脂ぎった顔になる
- 体臭がきつくなる
- やる気や気力を削ぐ
- 脂肪を付ける
- ネガティブ思考を促進させる
などの男性にとって悪影響を及ぼします。
もちろん、射精行為であれば、パートナーとの性活動によってもジヒドロテストステロンは分泌されます。
しかし、自慰行為と違うのは、パートナーから受けいられる行為であること、つまり自己肯定感アップのプラスの要素があることです。
自己肯定感が上がることは、己の自信につながります。
そして自信は、次の行動を起こすモチベーションになります。
また性行為には、射精後にドーパミン以外の幸せホルモンであるセロトニンやオキシトシンを分泌させ、深くリラックスした気持ちの良い感覚にする効果もあります。
セロトニン、オキシトシンについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
たしかに自慰行為は気持ちの良い行為かもしれませんが、射精後にはセロトニンやオキシトシンが分泌されずに、ジヒドロテストステロンだけが分泌されます。
また次の行動を起こすきっかけになるホルモン=テストステロン値を下げてしまいます。
やめるべき理由3:テストステロン値を上げる
先ほどテストステロンについて触れましたが、自慰行為は男性ホルモンのテストステロン値を下げます。
テストステロンとは、
男性の睾丸で作られるホルモン。男性ホルモンの一種と言われるが、実際男性ホルモンの95%はテストステロンであるため、男性ホルモン=テストステロンという認識でも概ね間違いではない。
-”引用:ドーパミン復活禁欲法 P52
筋肉や骨格の成長を促し強く男性らしい体格を作ったり、やる気や向上心を高めるなどの効果もあるが、最大の効果は「自信が付く」ことである。テストステロンは男性の強さの証であることから、当然この値が高ければ自信がみなぎってくる。
-”引用:ドーパミン復活禁欲法 P53
このように自慰行為はテストステロン値を下げる一方で、ジヒドロテストステロン値が上がることが研究で明らかになっています。
人間は太古から、ドーパミンを分泌させて獲物を追いかけ、食料を得るという原始的な体験によってテストステロン値を高めてきました。
今でいうと社会的な地位につくとか、目標を達成させる活動などが該当します。
それが自慰行為で人間に本来備わっている行動を起こすためのテストステロン値を下げてしまうことは、己の自信を付けることもできずに男性としての魅力低下につながってしまうのです。
私の実践方法
これまでは自慰行為をやめるべき理由を紹介してきましたが、ここからはずっと継続中の私が実践している方法について紹介していきます。
オナ禁した日のメモを取る
どんな形式でも構いませんので、オナ禁した日にメモをつけます。
人間は快楽原則によって気持ちの良いことを優先させようとするため、このメモをとることで理性的に脳が判断できるようにさせます。
例えばオナ禁5日目あたりで快楽原則が働いても、メモを見ることで、今日もオナ禁をしようと理性的に判断ができるようになります。
いわば、行動療法のようなものですね。
ただし、万が一に他人に見られても恥ずかしくないように絵文字を使って印をつけるなど自分だけが分かるメモのとり方がおすすめです。
別のドーパミン分泌法を試す
前回の記事では「ポルノ脳」という本を紹介しましたが、そこでは身体的に依存しないよう別の方法でドーパミンを分泌させる方法を紹介しています。
※今回はどちらかという自慰行為をやめるべき理由を知って、精神的な依存から抜け出す方法を紹介しています。
具体的には、ドーパミン分泌をさまざまな方法で促すことで、ムラムラしたらドーパミンが分泌されるのを未然に防ぐ手法ですが、特に私がおすすめするのは次の二つです。
- 運動をする
- ハイカカオチョコレートを食べる
どちらも簡単に実践できる方法です。
運動は健康改善につながりますし、運動後はすっきりした気分になります。
少しの筋トレでもドーパミンは分泌されますし、テストステロン値を上げる効果もあります。
ハイカカオチョコレートは、特に95%がおすすめです。
はじめは苦くて食べにくいかもしれませんが、コーヒーと一緒で後天的な味覚のため食べていくことでいつか美味しく感じるようになります。
ドーパミン分泌効果だけでなく、血糖値の上昇を抑えたり肌のトラブルを解決するなどのメリットもあります。
感想
前回のポルノ脳に次いで、本書を読むことでドーパミンとポルノ、自慰行為のつながりについてより深く知ることができ、絶対にオナ禁しようと思えたのが読後の感想です。
これまでは、倦怠感や毎日に活力がわいてこないのは性格の問題かなと思ってましたが、まさかドーパミンが枯渇しているのが原因とは思いもよらなかったです。
ポルノもそうですが、ドーパミンを過剰に出すきっかけになっている毎日の行動は他にもありそうですので、今後はそれをやるかやらないかを理性的に判断をしていきたいです。
男性らしさは自ら作れるものだと分かったのでこれからも精進していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもブログの記事向上に向けて投稿を続けていきます。
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