こんにちは、アシリパ です。
「神ダンナのトリセツ」を読みました。
突然ですが、
「夫婦生活は順調ですか?」
「喧嘩のない夫婦仲ですか?」
私は正直なところ、順風満帆と言うわけではありません。
小さな喧嘩は日常的ですし、時には大喧嘩になるなんてことも珍しくはありません。
そんなある時、妻がこの本を読んでいたことが気になりました。
目を引くタイトルに、本の中身が気になって試しに読んでみることにしました。
本の中身は、女性の立場から夫婦関係を修復する方法を説いたものです。
しかし、夫婦仲に悩んでいて”神ダンナにされたい私”にとっても大きな気づきのある一冊でした。
「妻はこんなことに悩んでいるのか」
「自分の妻だけが特別じゃないのか」
不仲の大半の原因を妻のせいにしていた私が、この本のおかげで自分にも責任があると思えたのです。
つまりこの本は、妻だけでなく、夫も変わるきっかけを作るものだったのです。
そこで本記事では、夫婦喧嘩の原因と夫婦仲を取り戻すための方法を男性の視点も入れながら解説していきます。
本記事から夫婦関係に悩まれている方の助けになれば幸いです。
作品情報
神ダンナのトリセツ
著者:庭田真理子
夫婦仲に悩む妻に向けて書かれた本ですが、男性にも是非読んで欲しい一冊です。
この本の大筋は、夫婦喧嘩の原因を妻はどう考えているのか、どう対処すべきかを著者の体験や、心理学などの専門知識に沿って解説を行っています。一つひとつの事例や考え方に対して「こうならコレをしよう!」と解決策が示されてますので、すぐに実践し易いのがポイントです。
また本の後半には、喧嘩が起こった時に夫はどんな気持ちなのかを男性目線で解説を行っています。思い当たる節があれば「本当にそれ!」とつい共感してしまいますが、そこに至る男性脳の仕組みを知れば「男って単純だな」とも思えてしまいます。
個人的にはこの視点があったことで妻にもっと寄り添おうと思えたので、現在夫婦仲に悩んでいる方はもちろん、これから夫婦になる方にもおススメできる一冊です。
本書の結論:思考のクセを知って自分を認めること

まず本書の結論を先にお話しします。
夫を”神ダンナ”にするには、まずはあなた自身から変わろうとすることが大切です。
そして、そのためには次の2つの行動が必要になります。
- 自分の思考のクセを知る
- 今の自分を認める
思考のクセとは、自分の中にある考え方や価値観のこと。
そして、それは一般的に幼少期の体験や経験から形成されると言われています。
たとえば「妻は家庭的で料理上手」「夫は頼れる存在」などの思考のクセは、幼いころの両親の姿や行いを見ていくうちに自然と醸成されます。
そして、その”自分の理想”と”夫の行い”にズレが生じるとストレスとなり、終いには夫婦喧嘩にまで発展します。
そのため、夫婦仲を改善するためには、まずは「あなた自身の思考のクセは何か?」を知る必要があります。
※この本の中にはどんな思考のクセに陥りやすいかの診断テストが載っています
思考のクセが分かったら、次は自分を認めてあげることです。
夫婦喧嘩が長く続くと、「何でうまくいかないんだろう」「自分はダメなんだ」と自己肯定感が下がります。
しかし、それは当然のことです。
そもそも男女の価値観や考え方は全く異なるもの。
そのため、あなたの気持ちが夫に100%伝わることはありません。
しかし、夫はあなたを幸せにするためにプロポーズをしたはずです。
あなたの不幸せを決して思ってはいません。
夫婦喧嘩の原因を自分のせいにするのではなく、「自分は存在しているだけで価値があるんだ」と思うようにしましょう。
脳のRAS機能を利用する
行動すべきことが分かっても、夫の嫌な行いが一度目につくとなかなか行動を起こしにくくなるものです。
人間の脳にはRAS(ラス)という証拠集め機能があります。
RAS(Reticular Activating System)
自分の興味・関心のある情報を無意識に多くインプットして、それ以外の情報を振り落とす脳幹網様体賦活系という脳機能の1つ
つまり、夫のよくない情報が見つかると、脳はさらによくない情報を探そうとします。
この状態では、いつまでも思考のクセから抜け出すことはできません。
しかし反対に、夫の良いところを探すようにすれば、脳は良い情報を自然に集めようとします。
行動をなかなか起こせない場合は、このRAS機能を使って夫の良いところを見るようにしましょう。
夫の良いところが見えてくると、夫婦仲を改善することをポジティブにとらえることができるようになります。

結婚はゴールではない

この記事によると、年に喧嘩をしている夫婦の割合は7割を占めるそうです。
※参考:Domani
たとえ好き同士で結婚したとしても、たいていの夫婦は喧嘩をしているのが現実です。
本書では「結婚すれば幸せになるは幻想」とまで言っています。
たしかに結婚はゴールではないですし、妻も夫もそれぞれの価値観や人生観を持っていますので、結婚すれば全てうまくいくわけではありません。
「結婚したから後はよろしく!」という考えで、夫に全てを委ねてしまうのは間違いなのです。
しかし、夫は「妻に頼られたい!だけど自立もしてほしい」と自分勝手な本音を持っています。
そして、その本音の裏には「妻を幸せにしたいし、そこに向けて頑張る妻を応援したい」という気持ちが隠れています。
「私を幸せにできないのは夫のせい」と思ってしまうのも思考のクセです。
夫婦仲を改善するためには、あなた自身が自立していく気持ちが大切なのです。
陥りやすい思考のクセ

ここからは夫婦喧嘩の引き金になってしまう妻の思考のクセをいくつかご紹介します。
①自分さえ我慢すれば
妻として愛されて幸せになる方法は、自分を犠牲にして夫や家族を優先することではありません。
我慢を続けていると心に余裕がなくなって目先のことしか見えなくなります。
そして、目先のことしか見えないと、夫の気持ちや様子の変化に気づくことができなくなります。
男性は恥ずかしがり屋ですので、その変化を自分で伝えようとはしません。
妻への気遣い一つとっても、さりげない伝え方や行動しかできないのです。
しかし「自分さえ我慢すれば」の思考のクセをなくすことができれば、夫の少しの変化が見えてきて、夫婦仲を取り戻すきっかけを作れるようになります。
②夫に負けたくない
結婚してから専業主婦になった方に特に当てはまる思考のクセです。
そう言った方の多くは、「夫は職場で評価されているのに、主婦をこんなに頑張っている私を誰も評価をしてくれない」と思っているはずです。
そしてその考え方は次第に、夫婦生活においても「私が正しい」「白黒つけたい」に変わっていきます。
つまり、夫婦喧嘩で負けてしまう自分には価値がないと思うようになってしまうのです。
しかしその考え方の裏には、自分に自信がなくて、自分を自分で認められなくて不安な気持ちが隠れているはずです。
そんな時は不安な気持ちを正直に認めて、夫に話してみてください。
すると、不安な気持ちが少し和らぐはずです。
③夫が家にいるのがストレス
「夫は自己中で、頼りなくて、家族のことなんか考えてもくれない」
「休日はダラダラとスマホばかりをいじっていて家にいてほしくない」
そう思う原因になったのが、相談したいことがあるのに話を聞いてくれない、頼んだことをやってくれないなどの小さなストレスが積み重なったからです。
そして、それがいつしか「私を大事にしてくれない、愛してくれない」とまで感じるようになります。
つまり、②と同じで不安な気持ちでいっぱいなのです。
しかし、不安はイライラとなって表れます。
イライラしたときは「なぜ私はイライラしているのか?」と冷静に自問して、感情の根本を探るようにしましょう。
どうしてもイライラした時の対処法

取るべき行動が取れずに、どうしてもストレスを感じてしまった時は次の方法を試してみましょう。
ハートコヒーレンス呼吸法
アメリカで開発されたメンタルトレーニング
心拍を安定させて脳への悪影響を取り除きます
やり方は次のとおりです。
ステップ1
リラックスした状態で意識を心臓に向けます。この時に心臓の鼓動を意識しないようにしましょう。
ステップ2
心臓周辺に空気の通り道があることをイメージして、4〜5秒間隔くらいで心臓呼吸します。これを1〜3分くらい続けます。
ステップ3
家族や友人など周囲の人への感謝やいたわり、共感などのポジティブな感情を向けながら5分程度呼吸を続ける
神ダンナのトリセツ P142
この呼吸法を実際にやってみましたが、頭の中がスッとクリアになりました。
確かな効果はあるのですが、慣れるために少しの練習が必要です。
日中に練習するのが難しければ、お風呂上がりや寝る前などのリラックスできる時間を使うのがおススメです。
夫婦仲を改善するにはある程度の時間がかかるものです。
このストレス対処法も活用しながら、継続的に行動を起こしていきましょう。
感想
妻向けの本ですので当然ではありますが、「妻の負担が多い」と思ってしまいました。
夫を変えるには妻から行動を起こすこと。
確かにそうなんですが、夫婦喧嘩は2人の責任であって夫がやらなきゃいけないこともたくさんあるはずです。
それなのに妻ばかりに行動させるのは可哀そうな気が。。
ただし、そう思えたのは夫としてこの本を読んだからであって、この気持ちは夫の立場から夫婦仲を改善するための理由になるはずです。
妻の思考のクセが分かれば、普段の行動と紐づいて原因に納得できるはずです。
ですので、夫婦仲に悩む夫にも是非この本を読んでもらいたいと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもブログの記事向上に向けて投稿を続けていきます。



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