こんにちは、アシリパです。
「まんがでわかる30歳から伸びる人、30歳で止まる人」を読みました。
30代をザワつかせるタイトルですが、この本はこれから30歳を迎える人に向けて書かれたというわけではありません。
むしろ「30代になったけど思うような生き方ができていない、成果をあげられていない」という方に刺さる内容かと思います。
もちろん、今まさに30代特有の悩みや不安を抱える中堅サラリーマンの私にとっても、これからの会社員生活を考えるきっかけとなりました。
そこで本記事では、”今”に満足できていない30代サラリーマンの方に向けて、「悩みや不安の乗り越え方」について解説していきます。
作品情報
まんがでわかる30歳から伸びる人、30歳で止まる人
著者:有川真由美
著者の実体験や出会った”成功者”へのインタビューをもとに、30歳前後に取るべき行動や考え方がまとめられた本です。項目は全部で48個ありますが、1つ1つが優しい文章で簡潔にまとめられてますのでサクッと読むことができます。また各項目の最初にはこれから紹介する内容を漫画にして伝えてますのでイメージしながら読むことができます。
30代会社員の悩みや不安

悩みや不安の乗り越え方を解説する前に、「そもそも30代会社員が抱える悩みや不安とは何か?」について先に話したいと思います。
社内のある程度の仕事は難なくこなすことができるようになる30代。
組織のリーダーとして立ち振る舞いながら自身のキャリア形成へも向き合っていくこの年代は、一体どのような悩みや不安がつきまとうのでしょうか。
今すぐに悩みや不安の乗り越え方を知りたい方はこちらからどうぞ!
今の給料や待遇に満足していない
働くモチベーションに直結する給料や待遇は多くの方にとって悩みのタネの一つです。
職場内で責任のある仕事を任されているのに。たくさんの業務をこなしているのに。思ったよりも給料が低い。もしくは待遇が芳しくない。
評価を下すのは自分ではなく会社であって、ましてやお金の価値観や承認欲求が人それぞれ違うからこそ、自分の想いと今の状況にズレが生じるのです。
希望の部署や職種へ異動できない
30代は今後のキャリアを考える大切な時期です。
そして、キャリアを作るうえで今とは違う部署や職種で知識やスキルをつけるのは大切な経験になります。
しかし、30代は組織のなかで中核となる存在です。
そのため、自分が異動を希望しててもその会社の事情によって、実力のある中核社員をむやみに手放そうとはしないものです。
社内昇進のハードルが高い

30代になると社内昇進をするか、しないかの選択を迫られることがあるはずです。
社内評価のみで昇進できるケースもあるようですが、多くの企業では昇進試験や面接が用意されています。
そしてこれらは、人の得意不得意が出てくるものです。
普段の業務は難なくこなせてるのに、試験や面接となるとてんでダメ。昇進試験を受けても毎年落ちてしまうことは決して珍しくありません。
そのループに一度ハマってしまうと、自分は能力がないんだとネガティブな考え方に陥ってしまいます。
複雑な人間関係
30代はリーダーを任されることが多くなる年代です。
そしてリーダーになると、メンバー一人一人と向き合っていかなければなりません。
チームの中には自分の後輩だけでなく、一回りも二回りも年齢が高いメンバーがいることがあります。
リーダーは様々な立場や価値観を持ったメンバーとうまく向き合っていかなければなりません。
時にはメンバー同士で軋轢が生じることや、年上メンバーからダメ出しを受けることもあります。
しかしそんな時でもリーダーは感情的にならずにチームを冷静に導いていかなければいけません。
過度な業務量
ある程度の業務を難なくこなせてしまう30代に、業務が集中してしまうのはよくあることです。
しかし時期やタイミングによって一気に業務が増え、過度なストレスを受けてしまうことがあります。
「この業務は自分にしかできないから」「自分でやった方が早いから」
責任感が強い人であれば、指示された業務を自分でこなそうとするあまりプレッシャーに追われ、しまいには体を壊してしまうなんてことも珍しくありません。
悩みや不安を乗り越える考え方5選

ここからは30代サラリーマンが陥りがちな悩みや不安の乗り越え方について解説します。
本記事で紹介する考え方は、著者が成功者へインタビューを行うことで発見した「成功するための共通する考え方」の一つです。
これらを取り入れることができれば、30代サラリーマン生活が大きく変わってくるかと思います。
①目の前の波にとりあえず乗ってみる
30代での成功者は初めから目標に向かってコツコツ努力をした結果、成功を手にしたわけではありません。
むしろ、「いつの間にかこうなっていた」「たまたま〜のおかげで」「偶然〜なことが起きて」と、ひょんなきっかけから今の成功に繋がったケースが大半です。
環境変化を厭わずに今の時代の波に柔軟に乗りながら「私にできることは何か?」を考え、目の前のことに精一杯取り組みます。すると、いつの間にか成功に近づいているものです。
たしかに、人は安定を求めてしまうものです。
慣れた仕事を難なくこなしてそれなりの給料をもらうこと。サラリーマンであればそう考えてしまうことは珍しくないはずです。
しかし、成功とは変わろうと努力しなければ近づくことはできないものです。
人は興味があることにエネルギーが働きますが、慣れていることにはエネルギーが減退していくものです。
自分が今できることは何かを考え、そのためには恐怖心を捨てて今とは違う環境にも飛び込んでいくこと。会社においてもこれができる人、できない人とは明確な差が出てしまうのです。
環境変化を恐れずに自分ができることを追い求める
②人は人の力でしか輝けない

自分が望む場所や地位を得るには、その機会を掴めるかどうかで大きく変わってきます。
そして、それは残念なことに全員が平等に与えられるというわけではありません。
しかし、その機会を得る方法はあります。
それは自分を持ち上げる人を作ることです。
本書では自分を持ち上げてくれる人を「貴人(クレイン)」と呼んでいます。
貴人とは台湾の言葉で、自分を輝かせてくれる貴い人のことを言います。
会社においても、予想外の人事異動はよくある話ですが、その裏では貴人が動いていたなんてことはよくある話です。
では貴人を作るにはどうすれば良いのでしょうか。
本書では3つの方法を紹介しています。
- 誠実に仕事をしている
- いつも感謝をしている
- 自分も貴人になる
目の前の仕事に精一杯取り組んでいる人や、いつもありがとうを周りに伝えてる人には、なんとかこの人を助けてあげたいと思う人が集まります。
また、周りに助けを必要としている人や一生懸命に努力している人がいたら、自分のやれることをしてあげることでその好意はいつか返ってくるものなのです。
社内で貴人を作ること、また貴人になること
③愛される人柄になる
②でも触れましたが、30代から成長する「幸運になる人」には基本的な条件があります。
それは、人から愛される人柄であることです。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、人は自然とこのような行動ができなかったり、忘れていたりするものです。
人は感情で動く生き物ですので、「この人と仕事がしたい」と思われる人は自然と引き合いが多くなります。
「自分よりも能力が低いのに」と思う人が急に出世するのには、その人の素直さに周囲が引かれ、サポートが手厚くなって結果が出たということがあります。
しかし、周囲から愛されることはものすごくハードルが高いと感じる方もいるかと思います。
そう言った人は、基本的には次の2つを行えば良いのです。
まず1つ目は、身近な人を大切にし、人の良いところを認めようとすることです。
「好意」は必ず返ってくるものです。
周囲に苦手な人がいたとしても、それはその人のほんの一面に過ぎないと思って良いところを探そうとしましょう。
複雑な人間関係のなかにおいても、自分が一人一人を大切にし続ければその恩はひと回りも大きくなって返ってきます。
そして2つ目は、自分も大切にすることです。
心の余裕は、自分自身を大切にしてるからこそ生まれるものです。
無理に我慢をしていると、自信がなくなり周囲への態度に自然と出てきてしまいます。
相手に向き合うことと同様に自分とも常に向き合うことを心がけましょう。
仕事力以外に人間力を磨くこと
④会社は何を期待しているのかを理解する

30代から伸びる人の特徴として、「視座が高い」ことが上げられます。
視座とは、物事を捉える時の高さのことを言います。
つまり、従業員としての立場だけでなく経営者の視点に立てる人は30代から成長しやすい傾向にあります。
なぜなら、その視点があると経営者がなにを望んでいるのか、困っているのかが分かりますし、そのための行動を周りよりも早く起こすことができるからです。
そもそも会社の目的とは、利益を追及することです。
経営者という視座を持てれば、自分の会社がどれだけの売上があって、どれだけの経費があるのか。また、さらなる利益を上げるためにはどんな戦略が必要になってくるのか。このような考え方を持てるようになります。
そしてそれは、会社のなかの一部の組織においても言えることです。
自分が中堅社員であっても、課長と同じ視座を持って仕事をしていればいつか課長の椅子が空いた時に自分が選ばれる可能性があります。
なぜなら、これまで課長としての考え方や仕事を中堅社員ながら行なってきたことになるからです。
会社は、その人が課長になってから課長の仕事をこなさせるよりも、課長になる前から課長の仕事をこなしてきた人の方が安心です。
30歳を過ぎてからは、一従業員としてではなく新しいステージから組織を見下ろすこと。そしてそのために自分は何ができるのかを考えて行動することが大切です。
視座を高めて仕事をすること
⑤時代に流されず、時代を利用する
④では視座のお話をしましたが、「視野」を高めることも大切です。
30歳から伸びていく人は、会社のなかではなく社会全体を視野に入れているという特徴があります。
そういった人は、「自分が社会でどれだけ通用するのか」、「この会社でどんなスキルや能力をつけれるのか」を常に考え仕事をしています。
たとえ会社からリストラされたとしても、「自分の力で生きていこう」とするため変に不安がることもありません。
世の中の多くの会社員は、「正社員だからいつまでも安心」という考え方を持っているかもしれません。
しかし、今は昔と違って会社としてのあり方が大きく変わってきています。
終身雇用制度が崩壊しつつあることで、人材や雇用の形態が今とは全く異なっています。
会社のなかでの自身の成長を考えることもそうですが、より大きい社会全体で自分が求められている場所を探して挑戦していくことがこれからの時代に大切な考え方なのです。
「自分が保有するスキルや能力は何なのか?」
「そしてそれは社会でどう活かすことができるのか?」
「なければどんな力をこの会社やそれ以外の場所で身に着けることができるのか?」
まずは、これらと向き合って自分の視野を会社ではなく社会へと広げることからはじめましょう。
視野を広げて仕事をすること
いかがだったでしょうか。
「30代でチャンスをつかんだ成功者たちはどのような考え方を持っているのか」が、少しでも伝わったでしょうか。
これから30代になる方だけでなく、今に満足できていない30代の方に特におススメできる一冊ですので、本記事を読んで続きが気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもブログの記事向上に向けて投稿を続けていきます。



コメント