こんにちは、サラリーマン読書家のアシリパです。
「今のままだじゃダメだ」
そんな漠然とした不安を抱えていませんか?
新生活がスタートする4月。
周りの状況が大きく変わっても、なぜか自分だけが取り残されている気がする。
数年前の私もそんなことを考えていました。
「今の会社のままでいいのだろうか」
「何か新しいことに挑戦すべきではないか」
今に充足感がなくて、同じような毎日を過ごしている自分に焦りを感じていました。
しかしそんなある時、一冊の本と出会いました。
その本には、「今に満足できていない自分」を変える方法が書かれていました。
今回ご紹介する本は、水野敬也さん著の「夢をかなえるゾウ1」です。
言わずと知れた大ベストセラーである本著。
私が何か新しいことに挑戦できたのは、この本がきっかけでした。

平凡なサラリーマンの私が、新しい仕事や副業に挑戦できたのはこの本のおかげです!
本記事では、この本の中からそんな私のマインドを変えるきっかけとなった名フレーズたちをご紹介していきます。
- これから何をすればいいのかが分かる
- 今を変える行動が取れるようになる
さっそく見ていきましょう。
作品情報
夢をかなえるゾウ1
著者:水野敬也
著者は日本の人気作家さん。大ベストセラーの「夢をかなえるゾウ」シリーズの他に、「人生はニャンとかなる!」「LOVE理論」などのベストセラー本を出されています。そんな著者の本は、自己啓発小説というジャンルになりますが、笑いや感動の要素が盛り込まれているのが特徴です。
そして、この本も笑いと感動要素が全開です。主人公とあるキャラクターが織りなす笑いに満ちた日常劇。そんな毎日にあるキャラクターから出される「今の自分を変える」ためのいくつもの課題。笑いと自己啓発が交差するこの物語は、多くの読者の心をつかむはずです。
「今を変えたい」「新しい一歩を踏み出したい」。そんな方にこそぜひ手に取って欲しい一冊です。
物語のあらすじ

平凡であるサラリーマンの「僕」の前に突然ゾウの見た目をした化け物が現れた。
その化け物は自分を「ガネーシャ」と名乗った。
ガネーシャはコテコテの関西弁でタバコをふかしながらこう話す。
「自分、変わりたいの変わりたないの?」
平凡な人生を歩んでいる僕には、一つの悩みがあった。
それは「このままで終わりたくない」ということだ。
それなりの大学に入って、今の会社でそれなりに頑張っている僕。
しかしなぜか満たされない。
その思いは、ある日友人の先輩のパーティで、いわゆる「成功者」を見たときにあふれ出した。
「変われるものなら、変わってみたい」
それから僕はガネーシャとの変な生活が始まった。
ガネーシャは人生を変えるために必要な課題を毎日僕に提示する。
これらは、一見すると「そんなことして何の意味があるの?」と思うものばかりだ。
しかし、ガネーシャの課題をこなすごとに僕の人生は少しずつ変わっていく。
そんなある日、ガネーシャから衝撃的な事実を伝えられる。
今に悩む自分を変えた名フレーズ

「今の自分を変えるきっかけがほしい」
この物語を読むにつれて「僕」が抱える悩みに多くの読者は共感するはずです。
そして、そんな僕に投げかける「ガネーシャの言葉」たちも多くの気付きを与えてくれます。
ここからは、実際に私のマインドに影響を与えたフレーズについてご紹介したいと思います。
自分の考え方にとらわれない
成功しないための一番重要な要素はな、『人の言うことを聞かない』や
今までずっと変われへんかったちゅうことは、それはつまり、『自分の考え方にしがみついとる』ちゅうことやんか夢をかなえるゾウ1 P37
生きていると、いつの間にか考え方って自分主体に凝り固まっていきますよね。
「こうしなきゃいけない」
「こうあるべき」
人生の成功や失敗をそれなりに経験してきたからこそ、
物事の良し悪しを自分だけで判断してしまい、それがあたかも正解だと思い込んでしまう。
周りをコントロールする立場にある人ほど、この考え方は強くなるように思えます。
社内マネジメントに関わる機会が多い私も、昔はこの考え方にとらわれていました。
周りの意見に耳を傾けず、自分の意見ばかりを押し通してました。
「わたしたちはこう思うんですが、間違っていますか?」
ある時、緊張しながらこう話す部下を見て、
私は自然と「自分思考」に陥っていたんだと気づかされました。
それからは、周りの声を積極的に聞くようになりました。
すると部下との関係も、仕事の成果も、自分の考え方もみるみる変わっていきました。
自分を変えようと思った時に大切なのは、自分よがりになっていないかに気づくこと。そして、周りの声に耳を傾ける素直な心を持つこと。
これらは「自分を変える」ために大切な要素なんですよね。
欲求をコントロールする
食べたいと思ても腹八分で必ずおさえるんや。そうやって自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで
夢をかなえるゾウ1 P53
昔の私のストレスの解消法は、「ドカ食い」でした。
何か嫌なことがあると、コンビニに走って高カロリーなものを買い、お腹いっぱいになるまで食べ続ける。
そんな生活を送っていました。
食べ終わった後は、満腹感で満たされます。
しかし、徐々に体がおかしくなってきました。
- なんか毎日体調がすぐれない
- 小さなことでイライラする
- 仕事でも集中力が続かない
脳と体は繋がってるといいますが、欲求に任せた食事は体の不調だけでなく、普段の行動にまでよくない影響が出始めました。
しかし本書を読んで、「腹八分生活」を始めてからは状況が変わってきます。
体の不調は消えて、メンタルが安定し集中力が持続するようになりました。
こうなると、仕事でのパフォーマンスが上がり定時で帰れるようにまでなりました。
一見すると、欲求に従うことは良いことのように思えるかもしれません。
しかし、人間は困難な状況を生き抜く時にパフォーマンスが上がるようDNAレベルで備わっています。
敢えてそのような状況を作ることは、結果的に私たちに良い影響をもたらすのです。
ビジネスの本質を知る
ざっくり言うとな、稼ぎいうんは、どれだけ他人の欲を満たせるとか、それが数字にそのまま表れるんや。腹が減った、眠い、遊びたい、気持ちよくなりたい…人にはそういう欲があるわな。その欲を快適に満たして、対価としてお金もらうんが今の世の中では『ビジネス』て呼ばれてんねや
夢をかなえるゾウ1 P61
私が新入社員の頃は、この仕組みを理解していませんでした。
売りたい商品、売らなきゃいけない商品を会社の指示のもと売ろうとする。
お客様の欲求はさまざまにあるはずなのに、
決められたセールストークを使って普段の営業活動を行っていました。
当然売れるわけもなく、数字もついてはきませんでした。
大切なのは、「相手の欲求をどのように満たすことができるか」を教えてあげること。
その解決手段が商品なのか、サービスなのかは状況によりますが、
お客様がそれを手にした時にどれだけ満足できるかを具体的にイメージさせられるかがビジネスの本質なのです。
この仕組みを理解してからは、セールストークを磨くよりかはお客様の欲求をいかに聞きだすかに注力するようになりました。
すると、自然とその商品やサービスを売るためのトーク力が身についてきました。
今では部下の営業指導を行うようにまでなりましたが、このビジネスの本質を知ったからこそだと思っています。
周りがやりたくないことをやる
一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや。分かるか?好きなことをしろなんて自分ら言われてきたんかもしらんけどーまぁ好きなことをするのも大事やけどな、それと同じくらい大事なんは、人がやりたがらんことでも率先してやることや。仕事できるやつらは全員そのこと知っとるで
夢をかなえるゾウ1 P85
- 膨大な量の書類整理
- 当事者不在のなかのクレーム対応
- 取引先との接待の付き添い
「誰かやってくれる人はいないか?」
上司から言われても、華麗に無視したくなりますよね。
人間には無意識に不快なことを避ける性質があります。
これを「快楽原則」と呼びますが、目先の快楽をおさえ行動することを「現実原則」と言います。
現実原則には、次の特徴があります。
- 意識的な反応
- 社会的なメリットを優先
- 最終的な快楽を目的とする
つまり現実原則とは、本当はやりたくないけどもそれを我慢して行動することで、後ほどくる大きい満足感を得るための心の仕組みのことです。
ガネーシャが言うように、嫌なことを率先して引き受ける人は、そこに価値があることを知っています。
そしてその価値を得ることは、自分を満足できる行為であることも理解しています。
これは誰でも意識を変えればできることです。
他人からも評価される、そして自分も満たされる。
仕事ができる人は、人がやりたがらないことをやるメリットを理解しているのです。
自分の意思で行動する
自分の周囲に『反応』しとるだけなんや。親から言われて勉強して、みんながやるから受験して、みんなが就職するから就職して、上司から『これやっとけ』言われるからそれをやって、とにかく反応して、反応して、反応し続けて一生終えるんや。そんなんで、自分の人生手に入れられるわけないやんか。自分の人生手に入れとるやつらはな、全部自分で考えて計画立てて、その計画どおりになるように自分から世界に働きかけていくんや
夢をかなえるゾウ1 P94
今に満足できていない原因は、自分が反応だけしているから、とガネーシャは言います。
反応、つまり受け身ということですが、人は自然と受け身の人生を送ってしまうものです。
それなりの学校に行って、それなりの会社に入って、働いて。
なんとなくの流れで人生が進んでても、
そこに自分の意思が入っていなければ満足感を得ることはできません。
普通のサラリーマンよりも、自分の意思で起業した人の方が、成功者が多いのはそれが理由です。
意思は行動を起こす原動力になります。
- 自分が決めたこと、やりたいことだから頑張れる
- それが失敗したとしても自分が決めたことだから納得できる
もし今に満足できていなければ、自分の意思で決めることを少しずつ増やしていく必要があります。
- 仕事のなかに自分がしたいことを取り入れてみる
- 副業や趣味などの新しいことに挑戦してみる
なんでも良いと思います。
やろうとしていることが、周りの何かに影響を与えていると気づいた時、自分の意思でしたことにきっと満足感を覚えるはずです。
自由な時間を大切にする
会社終わったら自由やから遊んでええちゅうわけないんねんで。むしろ逆やで。会社がおわったあとの自由な時間ちゅうのはな、自分がこれから成功していくために『自由に使える一番貴重な時間』なんや
夢をかなえるゾウ1 P96
「疲れて帰ってきたから家でダラダラしたい」
帰ってきたら誰しもそう思うはずです。
日中働いている方ほど、帰宅後の自由時間を自分のために使うことの難しさを自覚していると思います。
しかしガネーシャは、今を変えるには自由時間を自分のために投資しなくてはならないと言います。
副業も、勉強も、読書も。
どれも普段働きながらでは、することができない自己投資です。
1時間でも、30分でもいいです。
帰宅後のこの貴重な時間を自己投資に費やすことができるかどうか。
さまざまな誘惑と戦いながらも、
毎日コツコツと地道に行うことが、自分を変えるために必要なんですよね。
自己啓発本を読むだけは「逃げ」

『楽』やからや。その場で『今日から変わるんだ』て決めて、めっちゃ頑張ってる未来の自分を創造するの楽やろ。だってそん時は想像しとるだけで、実際にはぜんぜん頑張ってへんのやから。つまりな、意識を変えようとする、いうんは、言い方変えたら『逃げ』やねん
夢をかなえるゾウ1 P129
自己啓発本を読んだ後って、何か自分でもできる気がしませんか?
それか、自分は変わった感覚がありませんか?
ガネーシャからすると、それは「逃げ」と言います。
本を読んで未来の自分を想像しただけで、現実は何もしていない。
妄想するのは「楽」だし気持ちがいい。
自己啓発本を何冊も読んでも、変わっていないのは、結局行動していないから。
これに尽きると思います。
本で学んだことは、実践してこそ意味があります。
その余韻に浸るだけでは、現実は変わらないんだと理解しなくてはいけません。
やりたいことを体感して見つける
やりたいこと見つけるための方法は一つだけや。それは『体感』することや
実際にやってみて、全身で感じる。それ以外の方法で『やりたいこと』なんて見つからへん。絶対見つからへんで夢をかなえるゾウ1 P296
「自分がやりたいことをやってみよう」
「自分が好きなことに挑戦しよう」
自己啓発本を読んでいると、よくこんなことが書かれています。
自分を変えるために、新しい何かを始めること。
それは大切な考え方です。
しかし、何をやるのか、できるかは別の問題で、
ガネーシャからすると、「やってみなくては分からない」ということです。
この考え方を持っていなければ、初動はかなり遅れてしまいます。
「自分は何がやりたいんだろう」
「自分の好きなことってなんだろう」
このように考えてしまうからです。
私も過去に何度も同じ経験をしています。
職種を変えようと思った時、副業に挑戦しようとした時。
まず”自分探し”から入ってしまうことで、結局何もしていない自分がいました。
将来性や失敗・経験は抜きにして、まずはやってみること。それが合っていなければ、次を試すこと。
この考え方がなければ、いつまでも新しいことは始められないんですよね。
「応募」する
とにかく、自分の才能が他人に判断されるような状況に身を置いてみるんや。それをワシは今、応募って言葉で表してうんやけどな
夢をかなえるゾウ1 P327
一般的に自分が成功しているかどうかは、他人との相対評価で決まるはず。
そのためには、自分の才能を発揮して、何かしらの成果をあげなければなりません。
では、自分の才能とは何なのか。
これは自分一人だけでは、なかなか見つけにくいものです。
- 小さいころは足が早かった
- 書道のコンクールで入賞した
- 筆記試験で満点をとった
どれも周りと比較できて初めて、自分の才能に気づくことができます。
つまり、自分の才能を見つけるには、比較される環境に行く必要があります。
ガネーシャはそれを「応募」と呼んでいますが、
応募できるきっかけは、意外と自分たちの身近にあります。
- 社内公募
- 転職支援サイト
- 副業紹介サービス
- アルバイトの募集
とにかくやってみる、そして経験してから気づく・判断する。
応募することは、勇気がいることです。
しかし、応募の先に自分の人生の可能性が見つかると思って行動してみましょう。
ガネーシャからの課題

本記事の最後には、この本に出てくる「ガネーシャからの課題」を全て紹介したいと思います。
どの課題も、決して難しいものではなく、今日できる比較的簡単なものばかりです。
しかしこれらの課題は、毎日実行できてこそ、夢をかなえるための能力を身に着けることができる、とガネーシャは言います。
- 靴をみがく
- コンビニでお釣りを募金する
- 食事を腹八分におさえる
- 会った人を笑わせる
- トイレの掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日頑張れた自分をホメる
- 一日何かをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境を作る
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 運が良いと口に出して言う
- ただでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- 求人情報を見る
- お参りに行く
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして驚かせる

全てをこなすのはさすがに難しい気がしますが、全てに行き詰っているなら素直にやってみる価値はありますね!
本書の最後には、必ず実行すべき課題も提示されます。
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成功をサポートする
- 応募する
- 毎日、感謝する

「行動して経験にすること」こそが、課題を通してガネーシャが本当に伝えたいことなんですよね。
今回は「今の自分を変えるための方法」について、私のマインドを変えるきっかけになったフレーズをご紹介しました。
ある本との出会いで、自分が変われた。
そんな経験をされた方は、意外と少なくないのではないでしょうか。
こちらの記事でも、私の考え方を変えた「きっかけ本」を紹介しております。
「今を変えたい」。そんな方に刺さる内容になっていますので、気になった方はぜひ併せて読んでみてください。


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