50歳からのブログ運営戦略: 老後の不安をゼロにする10年ブログのすすめ

本業とは別に新しく何かに挑戦したいと感じたことはありませんか？

本書は老後をブログ運営で生きていくための考え方やその具体的な方法が書かれてます。タイトルからは20代・30代の私には関係のない本かなと思われるかもしれません。

しかし本書はこれから老後生活を考える人向けに書かれているため誰にも優しい内容になっています。

将来不安だらけの30代の私がブログに興味を持つきっかけになった本です。

「これからブログに挑戦したい」「将来に漠然とした不安がある」、そのような方の背中を押す一冊です！

本のタイトル

50歳からのブログ運営戦略: 老後の不安をゼロにする10年ブログのすすめ

作者：Lyustyle

あらすじ

定年後にブロガーとして生きることを目標に、そこまでの具体的な方法や考え方を4つの期間に分けて解説しています。ざっくりとした章立ては次のようになります。

ブログに挑戦して生産型の人間になろう

本書は定年後に生産型の行動ができるようになるためにブログをおすすめしています。そして生産型の行動とはインプットしたモノやコトを外にアウトプットする行動のことを言います。

確かに老後という余暇時間のなかでテレビを観て毎日をぼーっと過ごすような消費型の行動では人生が寂しそうですよね。また本業から退いてますので老後のお金の心配もつきまといそうです。

しかしブログはそれらの不安を払拭し、生産型の人間にシフトできる可能性を秘めたものだと著者は言っています。

そもそも「生産型の行動」を定義し直すと、インプットした情報を頭の中で理解し自分の言葉でアウトプットすることで学びとして定着させる行動のことを言います。

テレビもSNSも読書も勉強もインプットする行為自体は同じですが、それを自分の頭の中で理解し自分の言葉でアウトプットするかしないかで「消費型」の行動か「生産型」の行動かが変わってきます。インプットしてもアウトプットしなくては学びとしての効果は限りなく低くなるそうです。

また「生産型」の行動には単に自分の知識を蓄えるためだけの学びとしての側面があるだけではありません。その学びが何か自身の行動を変えるきっかけになるかもしれません。また周囲にアウトプットすることで周りの行動も変えてしまうかもしれません。

そう言った意味ではブログを書くことは自分がインプットしたものを外にアウトプットする行為であるため「生産型」の行動の一つと考えられます。

老後生活をブログを使って生産的な行動に変えていくこと。確かに消費的な毎日を過ごすよりかは人生が生き生きしそうですし、それでお金も稼ぐことができれば将来のお金の不安も軽減しそうです。

そしてそれらは20代30代の私たちにも共通して言えることです。

毎日会社に行って帰ってきて、テレビを見て寝るだけの生活から何か生産的な行動を始めることで人生の充実度も変わってきそうです。

ブログを始めるのは意外と簡単

ではブログに挑戦しようと思っても、そもそも知識もないのにブログを始めるのは難しいのでは？と思うかもしれません。

しかし初心者はまずある”サービス”を使うことでブログを簡単に始めることができます。

本書ではブログをまず始めるためのサービスとして”note(ノート)”をおススメしています。

noteとは書いた文書を記事コンテンツとして無料で発信できるサービスで、いわば”Twitter”(現在の”X”)の文字制限がないようなイメージです。※厳密に言うと2500文字までですが。

ブログ初心者はまずブログに慣れるためにそこで毎日の出来事を書いて発信することから始めれば良いのです。しかしSNSの投稿に似てるからと言っても、ブログ初心者にとってはそれすら敷居が高いように感じるかもしれませんし、そもそも何を書いたら良いのか分からないと言われるかもしれません。

noteはサイト自体が非常にシンプルな設計で出来ているため投稿の仕方に困ることはありません。投稿→テキストを押せばすぐに書き始めることができるため、装飾がどうとか、広告がどうとか気にせずに直観的に記事を書くことができます。そしてそのnote上に日々の出来事・日記を書くことから始めると良いと著者は言っています。

自分もそうですがブログは何かたくさん文字を書かなくてはいけないのかと勝手なイメージを持ちがちです。

本書ではnoteを使うメリットとして自分の考え・体験を発信する面白さ、またそれを見た読書が反応してもらえる楽しさをまずは知るきっかけ作りとして紹介してます。ですので発信する文字に縛りはないですし、極端なはなしでは画像一つの投稿でも良いとのことです。

こうしてnoteに日々の雑記を毎日アウトプットすることで書くことにまずは慣れるのが第一目標です。

ブログ初心者の私も実際にnoteに登録して投稿してみましたがかなり簡単にできてしまいました。記事の内容は恥ずかしいほどに薄いものですが、、、

まずはブログに慣れることを考えると最適なサービスであることは間違いないですし、なにより初めて投稿することで大きな自信になります。

まずは大きな一歩を踏むという意味では、誰でも簡単に投稿ができるnoteで雑記投稿から始めてみるのは確かなようです。

ブロガーは何を意識して書いているのか

noteを使って自分の雑記投稿を始めた方が次に意識するのは、そのブログを他人に見てもらうことです。

ではブログを見てもらうにはどうすれば良いのでしょうか？

本書のなかで重要なこととして上げられていたのは、ブログを読まれるように書くとのことでした。

では読まれるように書くとは何でしょうか。それは読者の共感を誘ったり、悩み・困りごとを解決させてあげる記事を書くことのようです。

言われてみると当たり前なことかもしれませんが、ブログ初心者にとっては確かにと思ってしまいます。

私自身も何かをネットでググる(探す)際には自分が探していること・求めていることが分かり易く書かれている記事を読んでしまいます。

事実、人気のブロガーさんはそのように読者目線で記事を書くことで自身のサイトへの集客を意図して行っているとのことです。

申し訳ないことにこのブログ記事はそのように書けているわけではないですが、、、

将来ブログを本格的に始めるためには非常に重要な考え方ですのでこれから意識して記事を書いていきたいです。

率直な感想：人生を変えるためにブログに挑戦したいかも

率直に、ブログを始めるのは意外と簡単かもと思いましたし、実際にやってみるきっかけになった本です。

私は普段サラリーマンとして働いていますが、実はここ数年の時代の変化に漠然とした不安を感じていました。

はたしてこのまま同じ会社で働いていて良いのか、今の給料で家族を養っていけるのか、もっと何かに挑戦して自分の価値を上げることはできないかなど日々の悩みはつきず、それに向けて目的もない勉強やその他の自己研鑽を行っていました。。

そんななか目についたのがこの本のタイトルにもある50歳からのブログ運営戦略という言葉。「ブログは副業に良いと最近耳にするなぁー」、「まだ30代の自分なら余裕をもって挑戦できるなぁー」と、読むきっかけはこんな単純な動機でした。

しかしいざ読み始めると著者の体験に基づくブログ運営方法の伝授だけでなく、なぜブログに挑戦すべきなのかの理由付けまで論理的に解説されていて最後まで一気に読み終えてしまいました。

まとめ：こんな人におすすめ！

今の生活上で何か新しいことに挑戦したいと思っている方やアウトプットして学びを定着したい方、そもそもブログに興味がある方には是非オススメの一冊です。

私もここからブログに挑戦していきますので一緒に頑張っていきましょう！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからもブログの記事向上に向けて投稿を続けていきます。